江ノ島〜真夏のシンデレラロケ地巡り〜

旅行

2023年夏ドラマ月9の「真夏のシンデレラ」が好きすぎて
毎週それはそれは楽しみに見ていたら
いつの間にか江ノ島に行きたい気持ちがMAXになっていた。

最近も1年に1回以上は行っているけれど
ドラマの情景が大学生時代に江ノ島のほうにすんでいた頃の思い出と重なって
無性に懐かしくなったのもあって、人が少なそうな平日に
思い出とドラマを愛でる旅に出ることにした。
ついでにロケ地を調べてみて行けそうなところに行ってみることに。

片瀬江ノ島駅は相変わらず豪華で竜宮城のようでかっこいい。
2020年に改修工事が完了したらしく外観もちょっと変わってレベルアップしていた。

そして、なんと駅構内に大きなクラゲの水槽があって本物のクラゲを見ることができる。
約40匹のクラゲたちが江ノ島水族館からお引越ししてきたらしい。

最初映像かと思っていたら本物でびっくりした。
昔の江ノ島駅しか知らない人はおったまげるにちがいない。

駅をでてすぐの風景は変わらずで、なつかしいな〜と思いながら目の前を流れる境川をわたる。
大学時代は頭が海!海!海!で駅に着くないなや一目散に海に向かっていたから
ここが川だなんて考えたこともなかった。

川から海にかわる瞬間を見られる場所。遠くに江ノ島が見える。
江ノ島をみながらこの橋を渡っていると「あ〜江ノ島に来たな〜」という気持ちになる。

向こう側に見えている橋が片瀬橋。
夏海(森七菜ちゃん)が健人(間宮祥太朗くん)たちに絡んだヤンキーを追い払った場所
匠(神尾楓珠くん)が長谷川先生(桜井ユキさん)の自転車をなおした場所
愛梨(吉川愛ちゃん)が守(白濱亜嵐くん)と電話しながら歩いていた場所
などなどで使われていたみたい。

そのまま海を見にいきたいところだが、川を渡ったら海とは逆方向に曲がり
今回の旅の目的と言ってもいいくらい1番行きたかったカフェへと向かう。

真夏のシンデレラのロケ地でつかわれていた「DIEGO BY THE RIVER」。
その名の通り、川岸にあるお店で室内からもテラス席からも
川を望みながらご飯を食べることができる素晴らしいカフェ。
遠くには海と江ノ島も見える最高のロケーション。

ドラマでは主人公、夏海(森七菜ちゃん)の家兼お店として使われていたので
かなり登場していた場所。
お〜!!!これだこれだ!!!ここにみんないたんだ!!!
と胸の奥があつくなる。

店内はサーファー系でとてもおしゃれ。
店員さんたちもなんだかイケイケでちょっとひるんでしまう。

海の街にぴったりな空気感ですべてがおしゃれ。

テラス席と迷ったけれど暑すぎて汗が止まらなかったので室内席にする。
窓がとても大きくて川側は全面窓なので、室内席でもかなりの開放感を味わえる。

行く前からネットでメニューを見て食べたくてしょうがなかったタコライス。
そしてもちろんビール。
暑い日の昼間のビールは悪魔的すぎる。
タコライスも最初少ないかな?と思ったけれどかなりボリューミーで
そしてチーズがちょっと炙ってある・・・?
とてもおいしかった。

最後にちょこっとテラスに出させてもらったのだがロケーションがとにかく最高すぎ。
ここに住んだら幸せになれそう!こんな家建てたい!
ランチとディナーに分かれて営業しているのだがこれは絶対に両方来るべきだと思う。
今度ディナーでお邪魔したい。

こんなところで毎日ビール飲みながら仕事とか勉強できたらいいのに。

お店の正面にDIEGOという文字、そして横面にBY THE RIVERという文字。
あれ、Yだけ小文字じゃない?

そしてここ!このサーフボードが並ぶ風景・・・。
ドラマを見ている人は多分ものすごくテンションがあがる風景!
何度もドラマに出てきていたあの場所!
ロケ地巡りなんて初めてやったけれどこんなにテンション上がるんだとびっくりした。

実際にいって実物の世界を見ても住みたいと思えるような本当に素敵なカフェだった。

DIEGO BY THE RIVER

▼おうちでもカフェ気分♪

お目当ての場所に行けたのでウキウキ気分でいざ江ノ島へ。
この弁天橋はドラマで夏海(森七菜ちゃん)がランニングをしていた場所
そして匠(神尾楓珠くん)がダッシュしていた場所らしい。
江ノ島に渡る橋で、いつも行きは楽しく戻りはさみしい気持ちで渡る。

海を間近に感じ、海の匂いを吸い込み、とても清々しい気持ちになる。
真夏の15時くらい、太陽が海に造った道がキラキラしてとてもきれいだった。

暑い夏は大嫌いだけれど夏の海の街は本当に力強い生命力のようなものを感じるから大好き。

ほとんどの人がまずはこっちに行くであろう、神社方面。
この先上り坂をのぼっていくといろいろな飲食店やお土産屋さんがあって
それをのぞいていくと、いつのまにか神社の入り口まで辿り着く。

今回はこっちにはいかずに左にずーっとあるいていく。

お店がたくさん並ぶエリアを抜けてずっとずっと江ノ島の奥に歩いて行くと
「Enoshima Yacht Harbour」という文字が書かれた壁にぶつかる。

江ノ島の左奥一体にある江ノ島ヨットハーバーは
1964年の東京オリンピックのヨット競技場として建てられたもの。
それ以来さまざまなヨットレースが開催されていて
2020年の東京オリンピックのときもセーリング競技会場として使われたそう。

文字が書かれた壁の上は遊歩道となっていて、相模湾を一望しながらお散歩できる。

ところどころに設置されている階段をのぼると目下に大海原が広がる。
砂浜から見る海とはぜんぜんちがう、少し荒く怖さすら感じる力強い表情の海。
もう何度も江ノ島に行っているのに
こんなに海の力強さを間近に感じられる壮大な景色を拝める場所があることを知らなかった。

駅から遠い事もあってか観光客もあまりここまでこないようで
ほとんど人がいないとても静かな穴場スポット。

一人で黄昏れるもよし、恋人と静かな散歩を楽しむもよし。
遊歩道にはベンチが点々とおいてあるので本を読んだり寝ている人もいた。
本当に心落ち着ける素敵な場所なので、静かに海を感じたい方にはかなりおすすめ。

そして遊歩道の先端にあるのが、江ノ島のいろいろな場所から見つけることができる湘南港灯台。
ここも何度も何度も江ノ島に来ているのに1度も行ったことがなかった場所。
観光客はほとんどおらず、釣り人がちらほらといるだけで、静かに糸を垂らして座っている。

灯台は1964年に江ノ島が東京オリンピックのヨット競技の会場になった年に建てられたもので
先端はヨットの帆をイメージしているそう。

ドラマでは
・匠(神尾楓珠くん)がいた場所
・愛梨(吉川愛ちゃん)と理沙(仁村紗和ちゃん)が
 修(荻原利久くん)と守(白濱亜嵐くん)と待ち合わせした場所
・理沙(仁村紗和ちゃん)が息子を迎えに来た場所
・佳奈(櫻井ユキさん)が電話していた場所
らしい。

真っ白な灯台が青い海と空とマッチしてまるで絵のような風景。
灯台の下に座って海の音、釣り人たちの低くて落ち着いたトーンの会話を聞きながら
思わず黄昏てしまった。
都心からいつでもすぐにこれるところにこんなに素敵な場所があるなんて、、、。

海を見ながらお散歩したあと、すぐそばのプロムナードへ。
誰もが楽しめる憩いの場としてヨットハーバー内に作られたプロムナードには
ヨットを見ながらのんびりお散歩できるセンタープロムナードや
海から直接水が流れ込むけれどちゃんと囲われているので安全に磯遊びできるタイドプールや
相模湾を一望できるさざえ島などがある。

ここの道は夏海(森七菜ちゃん)が健人(間宮祥太朗くん)と話していた場所。

たくさんのヨットがならんでいてかっこいい。
帆がはられて風をつかんで走る姿をみてみたい。

大学時代に親友がヨットサークルに入っていて
わたしの知らない世界の話をしてくれたのを思い出して
いまさらかっこいいな見に行けばよかったななんて思う。

そしてこの不思議な形をしたさざえ島は
夏海(森七菜ちゃん)が健人(間宮祥太朗くん)に四葉のクローバーを渡した場所。

階段になっているので上まで上がると海を見下ろすことができる。
そんなに高くはないけれどとても素敵な景色をみることができる。
段差になっているところに座って海を見ながらおにぎりでもたべて一杯やりたい。

そして今回初めて知ったびっくりスポットがこのさざえ島の下にある人工的な磯遊びスポット。
壁で囲われているけれど、水はちゃんと海から流れ込んできていてプール内は海水なので
エビやカニやヤドカリや小魚もいるそう。
安心しながらもしっかりと磯遊びができる。

潮の満ち引きによって水位が結構変わるため
場所によってはかなり深くなるところもあるのでくれぐれも子供から目は離さないように・・・。

写真だとわかりにくいけれど、奥の方は結構深くてひやっとする。
この日は16時から17時ごろまでいたのだが
その間だけでも水位がどんどんあがっているのを確認できた。

海側からみたさざえ島と港。
太陽があとすこしで落ちる、光がとても優しい時間帯で港の美しさがさらに引き立つ。

プロムナードからはさきほどまで黄昏ていた灯台も見える。

柵がかわいい。
ちょっとハゲてるけれど海らしい、いい味がでている。

平日の17時ごろだれもいないタイドプールでひとりで1時間近く遊んで大満足。
何歳になっても磯遊びってたのしいものだ。

またヨットをみながら濡れた足に風を感じのんびりと戻る。
時間の流れがゆっくりに感じて心がとても穏やかになる。

江ノ島ヨットハーバー

Googleマップをみていて気になっていたSANCAFE PARADICEというカフェが
ちょうど帰り道にあったので寄ってみることに。

カフェは道から少し奥まったところにあり、入り口は全然カフェっぽくないので
ヨットハーバーの方からくるとこの看板が見えず通り過ぎてしまう。

駐車場のようなところをずっと海の方へと進んでいくとカフェに到着。
港の端にあるカフェはまるで海の家のようでワクワクする。

店内はこれでもかというくらいのおしゃれ空間。
植物が置かれていてとっても癒される。

もちろん生ビールを注文。
メニューにはおしゃれビールしかのっていなかったけれど
生ビールがあるか聞いてくれたらだしてくださった!

テラス席からみたカフェ。
あ〜こんなところに住みたい、毎日太陽の光と波の音で目覚めたい!
そして植物に囲まれてビールを飲みながら仕事したい!

港をみながら飲むビール、最高。
海風がとても気持ちよくて何時間でもいられる空間。

ちなみにこの写真の右の方に見えている防波堤付近はドラマで
溺れている理沙(仁村紗和ちゃん)が早川さん(水上恒司くん)に助けられたところ。

SANCAFE PARADICE

何度も何度も訪れていた江ノ島だったけれど
今回ロケ地を探すことによってまだ行ったことのないスポットをたくさん見つけることができて
さらに江ノ島の魅力がわたしのなかであがり、住みたいななんて思うようにまでなった旅だった。

やっぱり同じ場所でも行く目的やそのときの気持ちで街がまったく別の顔にみえてくるから
旅行ってやめられないなんて思った1日だった。

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